カリカ単独ライブ しゃべるコント

念願の念願だったカリカの単独ライブ。見に行った甲斐がありすぎた。そんなライブでした。

OPV

「帝おとぎ噺 47781-56」
「ピザババア」
・着替え
「男と男」
「つちどる」
・着替え
「ACHIRA」
VTR「家城がモテる国は」
「ネクハゲ」
・着替え
「ズボンワールド」
「No.1 ぼうや」
・着替え
「天」

OPVで女の子の「カリカ二人がしゃべれなくなったとしても、コントが勝手にしゃべりだす」という言葉をどう収集するのかなと思いながら見ていたのですが、途中にはコント間のリンクとか、一個一個のコントが濃すぎて、この言葉を忘れていました。なんで、最後の着替えでしゃべれなくなって、「天」でコントが本当にしゃべりだしたときに、あの言葉がわーってフラッシュバックして、鳥肌が立ちました。ていうか、泣きました。コントで泣いたのなんて初めて。全てのコントがリンクしており、線がつながるたんびにわぁ!となり、集中して見てないと置いていかれてしまう濃厚さ。こんな時間を与えれるカリカってなんなんだろう!と、帰りながらしみじみ思いました。すごかった。

コントでは、ピザババアが大好きでした。卑猥でエロくて切なくて。でも美しい。ピザババアがなんかもう高貴なのです。そして林さん演じる男が、ピザババアによって全てが狂わされていくあの感じ。「男と男」で予言された謎が「No.1ぼうや」で現実になった瞬間の恐怖ったらなかったです。

「ネクハゲ」でネクタイを大量につけた林さんが出てきた瞬間の馬鹿馬鹿しさったらなくて、面白すぎました。かと思えば、話自体はピザババアの悲しい過去の話だったりして。ああもう。ああもうとしか。

幕間の着替えはただのおしゃべりかと思えば、実はこれも立派な伏線という。でもそれは最後の着替えまで気づかないんですよね。なんだその計算されっぷり。家城さんの頭はどうなっているんだろう。

きっとどれも二度と見れないのでしょうね。いいものを見たなぁ、見に行ってよかったなぁと、心から思いました。次の単独は来年6月!なんとしても見に行きたいです!