ナオミ&ヒーボー

渡辺直美
ジャンポケ太田

直美はすごい。


渡辺直美ちゃんとジャンポケ太田くんのトークライブに行きました。最近どうにも太田くんが好きで気になって仕方がなく、同期の直美ちゃんとどんなトークするのか興味がありまして。
途中、あれここロフトプラスワンだっけ?みたいなディープな内容に入り、まー濃い話を聞きました。直美ちゃんすさまじい。太田くんじゃないけど、本出してもいいと思う(笑)。太田くんの生い立ちとかも聞けて、面白かったです。
軽くですが。


太「どーもー。ナオミ&ヒーボーということで」
笑う二人。
太「タイトル見てびっくりしましたよ、誰も俺の下の名前なんて知らないでしょ」


なんでこのふたりでトークライブをすることになったのか。
太「斉藤ならわかりますけど、なんで僕かっていう」
直「最初は吉村さんとしたかったんですよ、ノブコブの。でも私と吉村さんじゃ下の話ばっかりになっちゃうからよくないと言われまして。じゃあ、太田。と。」
太「え、それ俺初めて聞いたんだけど。俺、吉村さんの代わりなの?」
直「それは。ホント。ごめんだけど。最初に言うことじゃないけど」
太「ホントだよ、せめて終わりくらいで言ってくれよ。じゃあ今日はね、二割くらいの力で頑張ります」


付き合ってんじゃないかって言われるくらい仲良しの二人。
太「でもあれは直美が悪いよ!やっぱ直美って街とかでよく顔さされるんですけど、あっ!て見つかったらわざとこう、」
腕を組んだりしてくっつく二人。
直「あっ…みたいな反応が面白いんだよね(笑)」


昨日誕生日だった直美。
太「いっつも誕生日は一緒に祝ってるんですけど」
去年も一緒だった二人、作家さん・太田・直美で焼肉に行き、その後かたつむり林ともう一人(失念しました)が合流して飲んだ。今年はしずる村上・太田・直美でこじゃれたカフェへ。
太「で、隣のテーブルも誕生日で」
暗くなって歌がかかり、ケーキを店員さんが持ってくるがそれは隣のテーブルのものだった。
太「ちょっと期待しただろお前」
直「あたしの席から店員さんが持ってくるの見えてたんだけど、気づかないふりして」
太「僕らもケーキとか出したかったんですけど、隣にばれたくなくて店員さんにこっそり持ってきてくださいって頼んで」
承知した店員、席に持ってくるまでは完璧に隠して持ってきてくれたが。
太「直美にばれないように持ってきてほしいと頼まれたんだと勘違いしてて、席についた瞬間、覆ってたのバッて外して"ハッピーバースデー!"」
案の定、隣にばれて誕生日なんすか!と歌まで歌われる始末。
太「村上さんが、そうじゃねぇよ!!つって店員睨んだんだけど、店員はもう、やってやりましたよ!みたいな」


部屋がとにかく汚い直美。
太「本トひどいよなーお前なー」
みんなの汚いの想像をはるかに超えて汚い。
太「だってお前の寝るとこもないもんな」
直「ベッドの上も荷物で埋まってるんで、その上で寝てます」
本当はテレビで映されたくない直美。以前ノブコブがテレビで部屋へきたときの話。
直「部屋が汚いひとはわかってくれると思うんですけど、どこになにがあるかはわかってるんですよ。で、どこなら通れるかもわかってるの。だから、ここなら通れます、ここは大事なものがあるんで踏まないでください、とかって全部説明したの。でもあの二人はもう無視でずかずか入っていって。土足だし」
PCがあるんで踏まないでくださいって言われた上で、ジャンプしまくるノブコブ
太「大丈夫だったの!?」
直「なんとか大丈夫だった」


一回部屋に泊めてもらったことがある太田。
太「終わったの遅くて、朝が早かったんで寝さしてくれって頼んで。じゃあって用意しだすんで布団でも敷いてくれんのかなって思ったら、自分のアウター並べだして。はいっ!って寝れるわけない」


NSC時代、とにかくお金がなかった直美。服もなかったので、冬でも半そで短パン。そのとき助けてくれたのが太田。
太「うちに来たんですよ突然。ドア開けたら半そで短パンの直美が99円のベーコン握って"ご飯炊いてくれませんか"って」
家に入れて、ご飯を炊いてあげた太田。いい思い出。
太「そんなお前が今俺にご飯おごってくれるもんなー。俺米炊いてマヨネーズ出しただけなのに焼肉だもんなー。皆さんホントやっといた方がいいですよ人助け」


直美は先輩に大人気。
太「みんなに好かれてるもんな」
直「いや太田もだよ、あたし太田を悪く言ってる人見たことないもん!いいやつだし、ジャングルポケットで一番しっかりしてるし」
太「まぁ隣にいるのがあの二人だからっていうのもあるけどな」
直「すっごい努力してるし、こう見えてね、すごい努力してるんですよ太田」
太「なんかそれ俺面白くないみたいじゃない?」
直「太田はがんばってるよ、すごいよ」
太「(笑)なんなのお前、俺を褒め倒して何がしたいの(笑)」
直「真面目だよね」
太「真面目!石橋を叩いて渡るタイプだから」


直美のかばんはすぐ壊れる。物を入れすぎ。
直「だって全部必要なんだもん」
本当に必要なものしか入ってないのか確かめてみよう。ぱんぱんなかばんが運ばれてくる。かばんから物を出していく。
新宿のホテルの領収書。
太「なにこれ?!」
直「この前泊まって…」
太「だってお前、これ家の近くじゃん!」
直「電気が止められてるの」
太「ふりこめよ!」
直「振込み期限過ぎてね、解約されたの」
太「そんなことあるの!?電話とかすればいいんじゃないの?」
東京ワンダースの缶バッチ。ガチャガチャのカプセルに入ったまま。
直「欲しかったから、ガチャガチャやったの。みんなの分も取ったよ12個」
太「もらってないけど」
直「何個かなくした」
レシートやら賞味期限すぎたお土産やらiPhoneやらカメラやらとにかく物がいっぱい出てくる直美のかばん。すると一枚の紙が。
太「東京電力
直「振込用紙あったーー!!!!!」
太「お前これ今日すぐ振込みにいけ!!」


芸人目指したきっかけ。
太「これ本当、わかんないだよな。なんで俺芸人選んだんだろう」
直「そうなの?」
太「言ったら、俺頭悪かったけど、中高ずっと柔道してて、推薦で大学入って。でね、僕就職も決まってたんですよ、柔道で。NSC願書申し込みの最後の日にうちの周りで一番遅くまでやってる郵便局行ってATMの前でずーっと迷ってて。結局やっぱ無理だ!って振り込まずに郵便局出て」
直「え、どうやったの?」
太「すぐ近くにもっと遅くまでやってる郵便局があったの。だからああこれは運命だなと思ってすぐ振り込んだ」


太「多分なんでもよかったんだよね。大学、パソコン科だったんだけど、何やってるかさっぱりわかんないからずっとネットしてて。それで吉本を見たとかそんな理由だと思う」
直「ふーん」
太「ずっと柔道一本でやってきたじゃん。あのー、今からかっこいいこと言うけど、敷かれたレールの上を歩きたくなかったんだよね。
直「全然かっこよくはないよ」

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そんな感じで。パーソナルな部分の話とかNSCの話とか多くて面白かったです。芸人目指したきっかけとか。直美のすごさを実感したのと、太田くんはいい聞き手だなーと思ったのと。12期だし、まだまだ伸びしろのある二人を見てて、なんだか新鮮な気持ちになりました。
書ける内容があまりなかったのでパーソナルな話は書きませんが、なんか不思議な空気のトークライブでした。二回目あるならまた行きたいです。次は是非ロフトプラスワンで!