「テルニ」

諸々禁止令が出てますので、感想を軽く。

なにをしでかしてくれるのかなーと思わずにいられなかった今回の公演。しっかりしでかしてくれました。脚本発信なのか演出発信なのか気になるところです。恵比寿で四人でわぁわぁ言いながら作ったんだとしたら、同時発信だったのかな。これがあのとき本当にやりたかったことだったのだとしたら、ギリギリしますよ個人的な話ですが*1
同期の集まりだからこそ、お互いの武器をわかっているからこそ、成立した試みでしょうし、九期というものをある程度わかってた方が面白い作りだったと思います。よくこれをやりきろうと思ったなぁ!というのが一番最初に思った正直な感想です。底知れない。松橋さんの視点であり田所さんの彩りであり、演者のポテンシャルであり、本当に魅力的な期だなと思いました。それを面白がれてよかったなぁって思います。
シークレットなゲストもお祭りみたいで楽しかったです。誰が来てもわってなれるのもまた楽しい。そこが主の目的でもないですしね。
神保町花月というフィールドだからこそ、可能な舞台がある。今回はそれだったなというのがひとつ。だから地方の再演がありかと言われると、ナシなんじゃないかなぁと思わないでもないですが(笑)、実現したら面白いのでそこはかとなく期待しときます。

*1:ナガモノ