トンファーVSタモンズ〜8・21漫才頂上決戦〜

■OPV
・お弁当つくり対決→ぐっちゃぐちゃのトンファーの弁当(山西さん作)と完璧なタモンズの弁当。
味もちゃんと美味しかったタモンズの勝利。しかし、タモンズの弁当の下からレシートが。
マリオカート対決→トンファー勝利。
お互い一勝一敗のまま、今宵漫才で勝負をつける!

■三分ネタ対決
トンファー「おでんの屋台」
タモンズ「心霊体験」

■五分ネタ対決
タモンズ「歌いたい」
トンファー「メンバー発表」

■十分ネタ対決
トンファー「悩み相談」
タモンズ「同級生の話」

■結果発表
接戦の末、タモンズ勝利。

※ネタタイトル適当です


11期の漫才師の熱いガチンコ勝負。どちらも自分的に熱い二組だったので、うきうきして見に行きました。どちらも甲乙つけがたく、いいネタばかりでした。楽しかったなぁ。
諸々。

トンファー
三分ネタが一番好きでした。テンポと構成もよくて、またおでん屋の大将小浜さんがキャラにハマッてて好きでした。外し方が全部バカバカしくて、でも憎めない感じが小浜さんの人徳というか。トンファーのなによりの武器は山西さんのつっこみワードだと思うのですが、そこに小浜さんのキャラがハマるともっと面白くなるんだなぁと思えて楽しかったです。立ち話の延長のネタより、設定のっかりのネタ*1の方が好きだなーと。単純にそういうネタの方が小浜さんが生きるような気がするので。山西さんが振り回されて振り回されてイーッとなるのも見てて楽しいです。十分ネタはまさにそれで、ひたすら山西さんが振り回されてるネタでした。本当に小浜さんの相談内容の説明が下手で(笑)、頭を抱えた山西さんが「熱が出る!!」と叫んだのには大笑いしました。そんなつっこみワードありますか!(笑)話の堂々巡り具合がお見事だったなぁーそして小浜さんは本当にそういうダメな話し方がうまいなぁ。十分をひとつの設定で乗り切ってたので間延びしてる感もありましたが、短くキュッとできたらもっと面白くなるんじゃないかなと思いつつ。

・タモンズ
タモンズは、短いネタが苦手というイメージがあったんですが、三分ネタがすごく面白くてなんだよ無敵じゃん!と思いました。またオチがお見事で、いいネタだなぁ。それ以上に面白かったのは十分ネタです。尻上がりではなく、ずーっと一定のレベルで面白い感じでした。長尺で余すところなくずっと面白いって。これぞタモンズ!という印象です。こうやってタモンズのネタを続けて何本も見るのは初めてだったのですが、タモンズは同級生話・言い合いをするものが多いのですね。二人とも見た目がのぼーっとしてるのに、まくしたてるように関西弁で言い合いするのがギャップがあって面白いなぁー。お互い引かないですし。しかもその言い合いの発展方向が本当に頭がおかしい(笑)。二人して頭がおかしいので救いようがない(笑)。しかし、大波さんの口の汚さって本当に面白いです。安部さんも口汚いですけど、大波さんのはあれです、やくざです。

・MC
エリヤン・ライス・囲碁将棋・天狗が持ち回りで。一番客席から反応があったのが天狗でした。いつ売れたんですか?前説は山田カントリー。これの前のMC争奪茶番ライブから見てたので持ち回りなことは何も疑問はなかったですが、よくよく考えると四組でやる意味はあったんでしょうか(笑)。無駄にMC豪華すぎませんか(笑)。楽しかったです。

・雑感
こうやって二組見比べると、カラーの違いがはっきりわかって楽しかったです。二組とも全力の漫才を持ってきてましたし、気合も伝わりました。11期は本当に優秀ですね!結果はタモンズの圧勝だったそうですが、どちらも本当に面白かったです。見に行ってよかったー今後がとても楽しみです!

*1:コントベースといいますか