井下好井単独ライブ「京阪」

■漫才「前説」
■OPV
■漫才「桃太郎」
■コント「息子をアイドルにしたい」
■漫才「五十音とアルファベット」
■漫才「坂東」
■漫才「コンビニ」
■ED

※ネタタイトル適当です。

席には、有名人の名前が書かれたお面が置いてありまして、これをつけて有名人になりきってお楽しみくださいとのこと。どういうことかと思ったら、最初の漫才が「いっぱう有名人来ていただいてー!」という客いじりネタで、最後自分たちもお面をつけて、「以上前説は、マ ツ コ デラックス*1とレ ディ ガ ガ*2でしたー」というもの。有名人の並びとかよく考えてあって、面白かったです。

合間のVは、井下好井を知ってもらおう!と秋葉原巣鴨へ行ってコンビ名をつけてもらったり、ネタを見てもらったり。作家さんの無茶ぶりでからみにくそうな人や怖そうな人が選ばれたりしてましたが、二人ともガツガツからんでいってたのが面白かったです。物怖じしなくていいなぁ。コンビ名を「黒人白人」とつけられ、「僕そんな黒いんですか」と返す井下さんに笑う。

コントが見れたのは単独ならでは!という感じで、嬉しかったです!ジャニーズに入れたい母と大学に行きたい息子の話。途中、井下さんがひとつの動作しかしないことを好井さんが指摘してからは、その仕草をするたびに笑いが止まらなくなってしまいました。一個の引き出しどころの話ではなく、引き出し空っぽすぎる。演技できないって面白いなー。最後、嵐を踊る井下さんの踊る範囲の狭さとダンスのひどさに笑う。本当にひどかったなーひどすぎて好井さん笑ってしまってました*3。でも無表情で淡々と踊り続けるんですよ、あの人なんなん。あー面白い。

漫才はどれも面白かったです。五十音とアルファベットのやつが特に好きでした。元々井下好井は、どれもキレイに平均点超えてて優秀だなぁという印象だったのですが、唯一最後の「コンビニ」だけは、ものすごいぶっ飛び方を見せるネタでした。なんといったらいいのか、あんなに客を置いていく漫才やるなんて!途中、あまりにもぶれない好井さんに恐怖を感じるほどでした。好井さんだけじゃなく、井下さんも最初のつっこみの姿勢から一切ぶれなくて、なんならこだわるとこそこじゃなくない?という気分にさせるぶれなさ。恐ろしい。長めの尺でしたが、ずっと面白くてたまらなく好きでした。こんなネタできるんだなぁ。ますます可能性感じちゃって楽しくなりました。いいなぁ。

ED、囲碁将棋とタモンズが乱入して、トンファーに勝ったタモンズが井下好井に再戦を申し込み!春の単独祭り枠で井下好井VSタモンズを北沢タウンホールにて開催決定だそうです。これまた楽しみだなー!しかし、この再戦が決まったという事実に、「またやんのー?」とほんっっとうに嫌そうな顔してた井下さんが忘れられません。あの人なんなん。

一時間だったので、あっという間でした。初単独が見れてよかったな。楽しかったです!

*1:井下

*2:好井

*3:ダンス初見だったそうです