インポッシブルVSガリバートンネル〜THE ULTIMATE WARS〜

「なんで死んじまったんだよー!!」

MC:かたつむり林
■開会式
花束贈呈:少年少女坂口
国歌斉唱:少年少女阿部

■ショートネタ
インポッシブル「西遊記
ガリバートンネル「エコササイズ」
■四分ネタ
インポッシブル「魔界クッキング」
ガリバートンネル「着替え小屋」
■お下劣ネタ
インポッシブル「孫とおじいちゃん」
ガリバートンネル「新感覚AV」
■ハーフタイムショー
■だっふんだ対決
だっふんだ!がオチになるショートコント対決
■エール交換
それぞれお互いにネタを提供。それをやりあう。
インポッシブル「ドコモ携帯CMパロ」
ガリバートンネルドラえもん
■七分ネタ
インポッシブル「虫歯」
ガリバートンネル「寿司屋」
■結果発表
僅差でガリバートンネルの勝利。それに逆上するインポッシブル、MCの林さんを巻き込み殺し合いに発展。そして誰もいなくなった

笑いすぎという幸せな疲れでぐったりしました。どちらも本当に面白かった!

・ネタ諸々
ショートネタから二組の気合マックスでした。これがどちらも面白かったなぁー。インポッシブルの力技ぶりの清々しさから、ガリトンは三須さんのキャラ絶好調はさることながら、佐助さんの目バッキバキぶりに震える。最後、牛乳パックつぶしに失敗して、悲しそうな表情をする三須さんに吹いてしまう佐助さん含め、100点でした。笑った。
お下劣ネタというくくりがありながらも、四分ネタはどちらもグロいしゲスいし。芸風!お下劣ネタのインポッシブルに林さんが、「お下劣って言ってんのに、なんで感動的な結末にしようとしたんでしょうか」と言ってたのに笑いました。一個の設定以外はちゃんといい話って。ガリトンのお下劣ネタが大好きでした。ピタゴラスイッチとマリオの素晴らしさ。
ハーフタイムショーは、10期公演くらいからやってたマッスルブラザーズの完全版でした。蛭川さん&三須さんに井元さんが加わり、大オチが佐助さん。いやーみすぼらしい。素晴らしい肉体でした佐助さん。
エール交換がどちらも本当によくて!インポッシブルのドコモ携帯CMパロは、蛭川さんが携帯ってもう面白い。リングディンドン♪で踊る蛭川さん。ボタンの位置が全身なのですが、1ボタンと3ボタンを押すと喘ぐくせに、0ボタンを押すと「そのようなサービスはドコモでは行っておりません」と真面目に返す蛭川さん。充電切れたら寝る蛭川さん。これいいネタだなぁ。
ガリバートンネルドラえもんは、インポッシブルを思わせるグロさに、佐助さんの無駄な演技力が発揮され、本当に素晴らしかったです。またドラえもんの三須さんが男前。本人たちも言ってましたが、のび太の佐助さんが出来杉くんを殺すときに「君はもう出来杉くんじゃないね…知り杉くんだ!」と言うところがまー真に迫ってて素晴らしかった。なんですか、役者ですか。
七分ネタは、インポッシブルが蛭川さんが盛大にネタが飛んでしまい残念。ガリトン面白かったなぁー三須さんがだんだん可愛く見えてくるから不思議。


・結果発表
集計待ちに少しトーク
林「なんで佐助だけ汗かいてないの?」佐助「体質!」
ハーフタイムショーのために三ヶ月かけて身体を仕上げた三須さん。
林「行き着くとこ、どこなんだよ」
結果発表、ガリバートンネル勝利。逆上するインポッシブル。蛭川「全員死ねば俺達の勝ちなんだ!!」
まず井元さんが佐助さんを殺す

蛭川さんに羽交い絞めにされる林さん、林「茶番ですよ!」危ないからと袖にマイクとカンペを渡す林さん(笑)

林さん殺される、ハケ

いつの間にか銃を構えている三須さん、井元さんを殺す

三須さんと蛭川さんの一騎打ち。致命傷を負う蛭川さん、銃を杖にして立っている三須さん

蛭川「(三須さんを触って)…死んでる!」立ったまま死んでる三須さん。自分も限界が来る蛭川さん。倒れる勢いで三須さんのズボンをおろす。三須さんのふんどしに「完」の文字。

暗転、明けると作家さんと思われる方が舞台上でなんでみんな死んじゃったんだと嘆く。終わり。

相変わらず素晴らしい茶番で終わったなぁと思い、舞台出たら劇場の廊下にいるスタッフさんがみんな泣いてて。泣きながらアンケート求められ、泣きながらありがとうございました!と言われ、マジでなにこれ(笑)。劇場の外に出るまでが茶番でした。バッカだなぁー!(笑)


実に激アツな対決でした。ブラッツの熱気もすごく、夏にやるのはやめていただきたいほどです。暑かった。楽しかったなぁ、二組のいいところを存分に見た!という感じです。MCもゲストもみんな10期なのもよかったです。阿部さんの癖のある国歌、素敵でした。同期、後輩の見学も多く、客自体にも男の人が半分くらいいまして、新鮮な客層でした。それなりに埋まったみたいでよかったよかった。もうずーっと笑ってて、頭痛くなりました(笑)。全くもって目が離せない二組です。