師走

師走ですね。師走らしくバタバタしてます。ありがたいことです。年末年始これでもかとバタバタします。ありがたいことです。
この週末はかたつむり林さんのシチサンライブやら浅草やらえむのわんの準決勝やら。なんだか毎日お酒を飲んでいたように思います。毎日違うお酒を飲んだように思います。色々あります。私自身に伝えたいことなんて特にありませんが、面白かったことは残しておきたいので、それは書いておこうかなと思います。

・12/10かたつむり林のシチサンライブ
前説のメメが、悪口を言っては客が笑うのに間髪いれず「共犯ですよ」と忠告してくるので、面白くて仕方がなかったです。またそのときの堀さんの目がバッキバキなんだもんなー。最前列にお客さんが座るとみんなであたたかく拍手するって、あれなんだったんだろう。
まー面白かったです。章吾さんが来てからの追い上げ方!久々に、本当に久々になにもしなくなる林さんを見まして、でもこれがかたつむりの林さんだったよなーと。涙が出るほど、面白かったです。かたつむりも、そしてあそこに集まったお客さんも頭おかしいなって思いました(笑)。「共犯ですよ」


・12/10カリカオールナイトトークライブ
2010年最後のカリカトークでした。一部はいつも通りで、二部三部は菊様以外のレギュラーがそれぞれ一人ずつ仲良しの芸人を連れてきて、+カリカ菊様でトークという編成でした。
連れてきてたのは、
根建さん→エレベーターマンション大塚さん
林さん→2700ツネさん
関町さん→犬の心押見さん
熊谷さん→Bコースナベさん
三須さん→山椒魚水牛さん
二部の最初には、根建さんとカリカ菊様でちょっとだけM1の話をしてたりしまして、それがすごくよかったです。囲碁将棋がもしも決勝進出したら、1月のカリカトークは文田さんも呼んでいごしょナイト!*1根建さんの背中を押すカリカと菊様があたたかくて、素敵な時間でした。
ツネさんは、しゃべくりに出たときの裏話とか。本当にガチなんですよーと。
菊様「あーいうとき、ヤソはガツガツいかないの?」
ツネ「八十島さん、黙ってまうんすよ」
かたつむり林「嘘だ!!」
ツネ「アゲアゲとかやとめっちゃ前出るんすけど」
あと、ツネさんには知らされてなかった八十島さんの新ネタ構想が気になりすぎて。春夏秋冬。楽しみすぎます。
押見さんの時間では、林さんのSスイッチが入り、ずっと説教してました。久々に見たこの構図。そして押見さんの謝罪も久々に。思わず張り切って、フラッシュをたいてしまいました。
押見「いいです、やりましょうイルカ」
家城「覚悟決めたイルカ運んでもねぇ…」
林「嫌がるイルカを運ぶから意味があるんであって」

で、最後にレギュラーVS連れてきた芸人であっちむいてホイ。勝った方が新レギュラー。結果、新レギュラーは、根建さん・ツネさん・関町さん・熊谷さん・水牛さんとなりました。しかしまぁ、大人の本気のあっちむいてホイはなんであんなに面白いのでしょうか。
休憩時間に流れてた√るーとがすごく面白かったです。いい番組だなぁ…!鳥取うらやましい…。


・12/12M1準決勝@両国国技館
24組も仕上がった漫才をぎっしり見ますと、ぐったりするものですね。よく笑ったなぁ。特に「ああ面白かった!」となったのは、笑い飯パンクブーブー、ハライチ、タイムマシーン三号、ゆったり感、囲碁将棋、マヂカルラブリージャルジャル東京ダイナマイト銀シャリスリムクラブでした。
笑い飯はやっぱり面白くて、さすがレギュラー。いや本当にすごいですよね。もー絶対行ったわーって思ったものなぁ。毎年ハードルが上がってるはずなのに、しっかり越えていくんですもん。文句のつけようもないです。
パンクブーブーは、昨年とは違うスタイルの上、クオリティも去年と遜色なく。で、新しかったりして。たまりませんでした。
ゆったり感は、あいうえお漫才をこれでもかと仕上げてきてまして、笑い所がガツガツはまってて、最後の「ん」がキレイにはまった瞬間なんて震えるほどでした。中村さんの調子もさることながら、江崎さんの調子がすごくよかったように見えました。
囲碁将棋は、漫才の出来はもちろん、大画面のカメラワークの完璧さも手伝い、素晴らしかったです。これは…!と見終わった後興奮が止まらなくなるほどで、感動すら。
マヂラブも実に仕上がってました。準々決勝の方がもっとはまってたそうですが、それでも充分はまってました。あのくるぞくるぞ感。そしてそれを客が待っている空気。それだけで客のつかみはばっちりだったんじゃないかと思います。
ジャルジャル、今までジャルジャルの漫才ってコントをそのまま漫才にしただけで、それ以上でも以下でもなかった印象だったんですけど、準決勝の漫才は、漫才でありジャルジャルにしかできないものって感じで、たまんなかったです。やっぱすごいなー。

特に感想残したかったとこだけですが。よく笑った一日でした。この日のゆったり感と囲碁将棋、マヂカルラブリーの出来は、一生忘れないと思います。そのとき感じた興奮も。漫才師たちが目指すひとつの指標として、M1はすごくいい指標だったと思います。実際、見慣れた漫才師たちが、この大会にあわせて全力で仕上げたものを見せてくれました。M1は大舞台です。なかなか立つ機会のない会場で漫才できたり、大勢のお客さんの前で漫才できます。若手の方たちにはどんな結果を残そうと、大きな経験になるのでしょう。大好きな大会でした。大事な大会でした。いい大会だと思います。最後までキッチリやりきっていただきたいです。

*1:なくなっちゃいましたが