ライス単独ライブ「己的好選2008〜2010」

□「撃たれる男」
■OPV
□「ピンク」
□「生物の不思議な求愛行動」
■マフェ&バザバザOPV
□「お日柄もよく」
□「エロイ」
■サボコOPV
□「イメージ」
□「ショップ」
■ビリンバウOPV
□「それいけ!シロッペ」
□「攻めまして日米」
□「僕ら」
■ED

念願のライス単独でした。いやすごい。だって面白いんですもん。すごい。配信できないネタを揃えてみたら、ほぼ下ネタだったそうです。仕上がってますね。


撃たれる男は、唯一複数回見たことあるネタだったのですが、関町さんのダンスってなんであんなに面白いんでしょうか。顔力と手足の長さと。全てが味方しているように思います。
ピンクが配信できない理由はただ一点ピンクだからですよね。ライスのよくやるパターンですが、やっぱり面白いのがすごいなー。
生物の〜、これすごいなー発想の始点が。人間に置き換えたらこんなにゲスくなるかと。食べ物ちらつかせるって面白すぎます。パエリアついてきちゃうんだもんなぁ。
お日柄もよく、田所さんがチーンと鳴らして後ろの照明が変わった瞬間にはっ!となり、そこから鳥肌立ちました。思い返せば、お二人の演技が全て切ない。
エロイ、大好きでした。なんという世にも奇妙な物語。関町さんのリアクションが完璧なんですよね。田所さんの八百屋のおばあちゃんが本当に怖かった。最初の田所さんが、必ずおっぱいがなーと小さくリピートするのがツボでした。
イメージ、あてる映像が秀逸すぎる!関町さんの悲鳴含めてですけど、それにしても最後の卵…。面白かったなぁ。
ショップ、店員の関町さんにひたすらイライラする(笑)。いるわーこういう店員いるわー!〜いたします?の疑問顔が本当にイライラする!(笑)まぁ最後の田所さんの台詞が全部持っていってくれますが。「よかったら今晩仕掛けて」
シロッペは以前シュールで見たことがあったのですが、やっぱり大好きだなぁー!関町さんのシーツが取れそうだったり、田所さんが噛んで笑っちゃったりしてましたが。しかし気が違ったネタだ。鳥を食べるところが大好きです。でもこの並びで見ると、全体的に違っているのでなんてこたないですね。
日米、これは、なんだ、すごいですね。リンクのさせ方が秀逸で、展開していく様にうわーっとなるというか。戦争の場合とサッカーの場合の声や演技がはっきり分かれてるのもたまりませんでした。こんなのやっちゃうのかーすごいなぁライス。
僕らには、ジューシーズがゲストで五人が踊り狂ってました。しかしライスは二人とも切ない演技がうまくて困るなぁ。


予想以上にぺらっぺらな感想しか書けませんでした。なんでしょう、とにかく面白かったです。ワード力がない私にはそれしか言えません。マフェ&バザバザのOPVを見ながら、初回の単独からこんなV作っちゃうんだもんなぁとか。ひたすらパンチをもらった気分です。
歴代OPVが見れて少し得した気分です。サボコのOPが一番好きだなぁ。そういえば友達にマフェ&バザバザのOPVはスーパーカーのPVみたいだと言われて、本当だー!となりました。まさかのアーティスト説。
田所さんの作るものの圧倒的感を感じつつ、それを完全に表現するプレイヤーの関町さんの能力に、ため息が出ます。もちろん、田所さんのプレイヤー力が劣っているわけではなく、お二人の表現力の高さにうなってしまいます。そりゃたまんないよなーって。たくさん笑いましたし、ぞくぞくしましたし、感動しましたし。すごいもん見ちゃったなぁって思いました。初単独の者としては、ベスト盤ってお得な気分になれて楽しかったです。見飽きないコンビですね。

ジューシーズ単独ライブ「トンネル抜けたらクイズもぬけの殻」

□「研究室」
「今のもう一度言ってくれ」「その前だっ!」
■OPV
□「そうじの時間」
「けってーい!」
■V「ドッキリ1」
□「コンビニ」
「ギリギリで」
■V「ドッキリ2」
□「アイドル」
「じゃあ…なおさらだっ!」
■V「ジブリ美術館にて」
□「東京」
「あなたにとって東京とはなんですか?」
□「バレーボール」
「むらこしです」
■V「フリスク本社に電話1」
□「図形達のセレナーデ」
「そーゆんじゃねぇから」
■V「フリスク本社に電話2」
□「大きなかぶ」
ゲスト:ライス、畑中しんじろう、かたつむり林
■EDV

前々から行きたかったジューシーズ単独。普段のジューシーズとなんのブレもなく、それ以上でも以下でもないのですが、ブレがないことがすさまじかったです。あの、すごく面白かったです。ちょっとたまらなかった。ジューシーズのなにがすごいって、三人が三人ともエースになれるところかなと。児玉さんがエースのコントもあれば、赤羽さんが持っていくコントもあり、松橋さんがたまらないコントもあり。どこを刻んでも誰が出てもぎっちりジューシーズ。なんて気持ち悪いトリオなんでしょうか。


OPコントの研究室がすごく好きで。最初にガリレオのBGMが流れ出してからもう笑い止まらず。ガリレオが流れない合間の演技が無駄にちゃんとしてるのが、流れ出してからのおふざけを際立てており、もー!という気分でした。
そうじの時間、松橋さんの女装は何故あんなに可愛いのか…。漫画みたいです。設定も児玉さんがかっこいいから好きで、赤羽さんは太ってるからどうでもいいとこがまた漫画っぽい。髪型のこと言われて照れてるのを全部口に出しちゃう感じとか、動きがぬるぬるしてるのとか本当に!ちゃんと可愛いです!怖い!演技がちょっと昔のトレンディドラマなんだよなぁ…。
コンビニは、噂に聞いてましたがこりゃはしゃいでしまいますね。ただ歌いたかったのかな。
アイドル、児玉さんの女装もかわいいってなんだ!無敵か!フォルムが男性なので女性っぽくないのですが、児玉さんの演技がちゃんと女性なので、まさに女装です。そしてやっぱり松橋さんは漫画ですね。キャラクターっていうか。これ、次のジブリ美術館に行くVとセットで完璧でした。キキ児玉さんのこけっぷり。
東京、大好きでした。児玉さんの田舎もんの演技、松橋さんのクズの演技、赤羽さんの裏表ある女性の演技、完璧です。「美人だな〜」*1ってなんだよ。ジューシーズのコントの根底にあるのは、松橋さんのドラマ好きだと思っているのですが、少し前のドラマがいつも下敷きにあるんですよね。東京もそんな感じがしました。展開が昔のドラマ。児玉さんが赤羽さんの乳をもむことで下衆になったことがわかったりとか、児玉さんの武器が手につけるバズーカ*2とか、車椅子の車輪が外れて武器になるとか、ボケが全部バカバカしい(笑)。
バレーボール、こういうリズムであわせる系は珍しいような。すごく面白かった!これは赤羽さんのエースっぷりにわー!となりました。声の使い方が本当に秀逸。
図形達のセレナーデ、ぬるっとした時間かと見せかけてー!ちょっとわっとなってしまいました。こういうこともしちゃうの?
大きなかぶは、お祭りでした。あの衣装のしんちゃんと林さんはやっぱかっこよかったです。三番目に田所さんが出てきたとき、なんで松橋さんにそんな今更皆湧くの?と思ってたら田所さんでした。双子!関町さんはタンクトップと麦わらの似合い方が半端なかったです。あと赤いドレスの田所さんは和 田 ア キ 子にしか見えませんでした。


Vはひたすらジューシーズの悪ふざけなんですが、最初は面白いのにだんだん怖くなってきます。この人たちなんなんだ…となります。ふざけてる視点がブレないといいますか、ずっと三人でふざけてるんです。そこに誰一人疑問がないんです。誰一人離脱しませんし、誰一人注意しません。怖いトリオです。それとは別に、ドッキリのジャングルポケット武山さんが面白かったです。あんなにキレイにあさげをこぼすなんて。やっぱ一個持ってるなぁ。


ジューシーズに中毒性がある理由が少しわかったような気がします。気がするだけなので、文章にはできませんが。二時間ぎっちり楽しかったです。次も行きます。

*1:完璧ななまり

*2:ロックマン

少年少女単独ライブ「少々々々」

「この会場にいる皆さん、プロフェッショナルなんですから」

前々から行ってみたかった少年少女の単独ライブ。期待に違わぬ、少年少女らしいコントばかりでした。
軽い感想です。ネタばれしてますので、ご注意を。

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井下好井単独ライブ「京阪」

■漫才「前説」
■OPV
■漫才「桃太郎」
■コント「息子をアイドルにしたい」
■漫才「五十音とアルファベット」
■漫才「坂東」
■漫才「コンビニ」
■ED

※ネタタイトル適当です。

席には、有名人の名前が書かれたお面が置いてありまして、これをつけて有名人になりきってお楽しみくださいとのこと。どういうことかと思ったら、最初の漫才が「いっぱう有名人来ていただいてー!」という客いじりネタで、最後自分たちもお面をつけて、「以上前説は、マ ツ コ デラックス*1とレ ディ ガ ガ*2でしたー」というもの。有名人の並びとかよく考えてあって、面白かったです。

合間のVは、井下好井を知ってもらおう!と秋葉原巣鴨へ行ってコンビ名をつけてもらったり、ネタを見てもらったり。作家さんの無茶ぶりでからみにくそうな人や怖そうな人が選ばれたりしてましたが、二人ともガツガツからんでいってたのが面白かったです。物怖じしなくていいなぁ。コンビ名を「黒人白人」とつけられ、「僕そんな黒いんですか」と返す井下さんに笑う。

コントが見れたのは単独ならでは!という感じで、嬉しかったです!ジャニーズに入れたい母と大学に行きたい息子の話。途中、井下さんがひとつの動作しかしないことを好井さんが指摘してからは、その仕草をするたびに笑いが止まらなくなってしまいました。一個の引き出しどころの話ではなく、引き出し空っぽすぎる。演技できないって面白いなー。最後、嵐を踊る井下さんの踊る範囲の狭さとダンスのひどさに笑う。本当にひどかったなーひどすぎて好井さん笑ってしまってました*3。でも無表情で淡々と踊り続けるんですよ、あの人なんなん。あー面白い。

漫才はどれも面白かったです。五十音とアルファベットのやつが特に好きでした。元々井下好井は、どれもキレイに平均点超えてて優秀だなぁという印象だったのですが、唯一最後の「コンビニ」だけは、ものすごいぶっ飛び方を見せるネタでした。なんといったらいいのか、あんなに客を置いていく漫才やるなんて!途中、あまりにもぶれない好井さんに恐怖を感じるほどでした。好井さんだけじゃなく、井下さんも最初のつっこみの姿勢から一切ぶれなくて、なんならこだわるとこそこじゃなくない?という気分にさせるぶれなさ。恐ろしい。長めの尺でしたが、ずっと面白くてたまらなく好きでした。こんなネタできるんだなぁ。ますます可能性感じちゃって楽しくなりました。いいなぁ。

ED、囲碁将棋とタモンズが乱入して、トンファーに勝ったタモンズが井下好井に再戦を申し込み!春の単独祭り枠で井下好井VSタモンズを北沢タウンホールにて開催決定だそうです。これまた楽しみだなー!しかし、この再戦が決まったという事実に、「またやんのー?」とほんっっとうに嫌そうな顔してた井下さんが忘れられません。あの人なんなん。

一時間だったので、あっという間でした。初単独が見れてよかったな。楽しかったです!

*1:井下

*2:好井

*3:ダンス初見だったそうです

トンファーVSタモンズ〜8・21漫才頂上決戦〜

■OPV
・お弁当つくり対決→ぐっちゃぐちゃのトンファーの弁当(山西さん作)と完璧なタモンズの弁当。
味もちゃんと美味しかったタモンズの勝利。しかし、タモンズの弁当の下からレシートが。
マリオカート対決→トンファー勝利。
お互い一勝一敗のまま、今宵漫才で勝負をつける!

■三分ネタ対決
トンファー「おでんの屋台」
タモンズ「心霊体験」

■五分ネタ対決
タモンズ「歌いたい」
トンファー「メンバー発表」

■十分ネタ対決
トンファー「悩み相談」
タモンズ「同級生の話」

■結果発表
接戦の末、タモンズ勝利。

※ネタタイトル適当です


11期の漫才師の熱いガチンコ勝負。どちらも自分的に熱い二組だったので、うきうきして見に行きました。どちらも甲乙つけがたく、いいネタばかりでした。楽しかったなぁ。
諸々。

トンファー
三分ネタが一番好きでした。テンポと構成もよくて、またおでん屋の大将小浜さんがキャラにハマッてて好きでした。外し方が全部バカバカしくて、でも憎めない感じが小浜さんの人徳というか。トンファーのなによりの武器は山西さんのつっこみワードだと思うのですが、そこに小浜さんのキャラがハマるともっと面白くなるんだなぁと思えて楽しかったです。立ち話の延長のネタより、設定のっかりのネタ*1の方が好きだなーと。単純にそういうネタの方が小浜さんが生きるような気がするので。山西さんが振り回されて振り回されてイーッとなるのも見てて楽しいです。十分ネタはまさにそれで、ひたすら山西さんが振り回されてるネタでした。本当に小浜さんの相談内容の説明が下手で(笑)、頭を抱えた山西さんが「熱が出る!!」と叫んだのには大笑いしました。そんなつっこみワードありますか!(笑)話の堂々巡り具合がお見事だったなぁーそして小浜さんは本当にそういうダメな話し方がうまいなぁ。十分をひとつの設定で乗り切ってたので間延びしてる感もありましたが、短くキュッとできたらもっと面白くなるんじゃないかなと思いつつ。

・タモンズ
タモンズは、短いネタが苦手というイメージがあったんですが、三分ネタがすごく面白くてなんだよ無敵じゃん!と思いました。またオチがお見事で、いいネタだなぁ。それ以上に面白かったのは十分ネタです。尻上がりではなく、ずーっと一定のレベルで面白い感じでした。長尺で余すところなくずっと面白いって。これぞタモンズ!という印象です。こうやってタモンズのネタを続けて何本も見るのは初めてだったのですが、タモンズは同級生話・言い合いをするものが多いのですね。二人とも見た目がのぼーっとしてるのに、まくしたてるように関西弁で言い合いするのがギャップがあって面白いなぁー。お互い引かないですし。しかもその言い合いの発展方向が本当に頭がおかしい(笑)。二人して頭がおかしいので救いようがない(笑)。しかし、大波さんの口の汚さって本当に面白いです。安部さんも口汚いですけど、大波さんのはあれです、やくざです。

・MC
エリヤン・ライス・囲碁将棋・天狗が持ち回りで。一番客席から反応があったのが天狗でした。いつ売れたんですか?前説は山田カントリー。これの前のMC争奪茶番ライブから見てたので持ち回りなことは何も疑問はなかったですが、よくよく考えると四組でやる意味はあったんでしょうか(笑)。無駄にMC豪華すぎませんか(笑)。楽しかったです。

・雑感
こうやって二組見比べると、カラーの違いがはっきりわかって楽しかったです。二組とも全力の漫才を持ってきてましたし、気合も伝わりました。11期は本当に優秀ですね!結果はタモンズの圧勝だったそうですが、どちらも本当に面白かったです。見に行ってよかったー今後がとても楽しみです!

*1:コントベースといいますか

「野菜とキュウリとごめんなさい」

脚本:冨田雄大(劇団オコチャ)
演出:吉谷光太郎(アクサル)

林大介(かたつむり)

若月
シューレスジョー
ゆったり感
井下好井

伊藤真奈美(劇団フォービーズ)
工藤史子
永作あいり

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